経営課題の創造的解決に、依頼主クライアントと共に
取り組むことを専門に業とするコンサルタントの集団です。
私たちのコンサルティングは、ただ知識や情報を提供したり、
既成の解決策ソリューションや方法論ノウハウを提供したり、
もしくは特定の業務を代行したりするものではありません。
クライアント経営者が事業経営に真摯に向き合えば向き合うほど、
拭うことができない迷い、
深い直感に根ざした一抹の不安や違和感があるものです。
「何かが、おかしいのではないか?」「ほんとうに、これでいいのだろうか?」
「この道は、ほんとうに正しい選択なのか?」「もっとよい道があるのではないか?」 といった自問自答。
その悩みが深ければ深いほど、五里霧中から抜け出すのが難しいのは、個人も企業も同じです。
クライアント企業が、思い込みや独善に陥ることなく、
自社に最もふさわしい道を見出し、その道を力強く歩み始めるのに寄り添い、
そのプロセスを発見的heuristicに支援することです。
そのためにコンサルタントは、まずは 依頼主クライアント企業の内実について深く知り、
依頼主クライアント企業の製品・サービスとその市場・顧客、さらには競合企業と市場競争の実相について
事実ファクトを丹念に収集・分析することで、依頼主クライアント企業の真実の姿を
客観的に浮かび上がらせることに努めます。
それが出発点となります。
コンサルタントが、まずはクライアント企業にとって、
自社の姿と置かれた状況を正確に映し出す上質な「鏡」として機能するためです。
その「鏡」に映し出された自社の姿をどう理解すればよいのか、
それは自社がこれから進むべき道について何を示唆しているのか、
それは自社にとってどのような挑戦チャレンジを意味しているのか・・・
このような問いから、依頼主クライアントとそれに伴走するコンサルタントの創造的な協働が始まっていきます。
自社が進むべき道のクリアなイメージ=“Corporate Direction”を
探り、練り、創り上げていくプロセスです。
そのすべてのプロセスを通じて、
コンサルタントは、決して先入観をもって自らの理論や主張を押しつけることもありませんし、
まして自らが課題解決の主役になることもありません。
しかし一方で、ただ依頼主クライアントの要望を受動的に引き受ける存在でもありません。
依頼主クライアントの認識を刷新する契機となり、
思考を活性化する刺激となり、 創造への動機を高める誘因となり、
行動への決断と勇気を後押しする力となる…
それは、徹底して「信頼できる第三者」であり続けると同時に、
徹底して「信用できる身内」になるということの両立であり、
そこにこそ、私たちのコンサルタントとしての職業的専門性の根拠と矜持があります。
コンサルタントの、「職人集団」です。